風ニ舞ゥ謳

おどり  うたい  かなでる  風の畑   なんだか ここちよい、、、、 
つちのめぐみを わかちあう みんなの畑を日々うごきまわる  平野さんのまわりで おこる わくわくを 舞う そんな日々
from 青空生産農場 南アルプス市 山梨県  

カテゴリ:畑から

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 平野 伸次さん による 記事です

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須玉の大和芋の草取りに行って来ました。名前はハーベジファーム。
今日は4人。これからしばらく、日曜、水曜に通えそうです。
 帰りに根古屋神社に寄りました。祭神は天児屋根命。田樹と畑樹。樹齢1000年以上のケヤキが二本、ありました。

 T條さんは、先週水曜日に次いで、二度目です。
 一回目を文章に書いて持って来て下さいました。以下。

「ハーベジファーム 」

ここは茅々岳の裏
 四辺を森に囲まれた
高原農場
 北に八ヶ岳の主峰
 編笠岳
 右にみずがきの岩峰
 秩父の連山を望むこの地
 大和芋、高原野菜
ズッキーニ、オクラ、トマト
各々の芽数種
 私たちボランティア仲間は
遠く南アルプス市より
一台のライトバンにゆられて
八人でやってきたのだ
畑はさすがに広かった
芋の畑もすごかった
多いところは草にうもれていた
 つるや葉をさがすのも
 たいへんだった
 はぐさ、あかざが多かった
今日は二枚の畑をとった
 みんな悪戦苦闘した
 すこしなれると楽しかった
 みんな歓喜にみちていた
帰りの土産はトウモロコシだった
 かえりに平野さんをみつけた
 あの暗いのに桝形ハウスにいた
 やがて車からでてきた
 それから有野よりウエスタンラインを曲輪田まで、いった
帰りにモロコシ二本に
 ポケットに畑の石二個
ポケットは思い出の宝庫
あの日はとても楽しかったですわ
私はほんとうに労働の
楽しみを味わったです    T條

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平野 伸次さんによる記事です

今日は朝から、母と2人で綿花の収穫です。明日、台風が来るので、急いで収穫しました。
 途中で私はオクラと茄子の収穫へ。今日、フードバンク山梨のBBQ大会があるので、持ち寄り品です。
いま、田んぼの水見中です。このあと、BBQの送迎も仰せつかっているので、ちょっと焦ります(^_^;)。


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さて、本題。本日、夕方6時から、テレビ朝日「人生の楽園 スペシャル」で、茨城時代にお世話になった、
そば屋 和味=なごみ(茨城県笠間市) さんが登場されるそうです。

 平野さんの人参ケーキ、なんてメニューも作って頂きました ♪
たしか、茨城の蕎麦の名店、50選、という雑誌の表紙も飾られていました。

この番組は、農業学校時代から、休憩室でいつも、仲間と愉しみにしていました。

田んぼの畔に 咲く


白い花 


韮の花

韮の花は 清楚でいて つよくて だいすき


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家の庭の 韮も 今日蕾が ほころびはじめました。(東京です)

もちろん食べるもの すき。


そして 子どものころ、ちょっとニガテだと 思っていたのは
彼岸花。

様子が あやしくてこわかったから。本能的に毒を知らせていたのかもしれません。
そして、教科書に出てくる「ごんぎつね」の挿絵にもあって
お弔いの列の背景のお花だったから。

今は  我が家には 玄関に咲きます。
ほんの数本ですが。私が植えました。


紅と白の二種類。 
白がおくれて咲きます。


咲き方が変わっていて 葉を落として地面になにもなくなってから
ある日 お花だけの茎が伸びてきて その先端にお花だけ咲くのです。

初めて植えた年は、
葉が落ちて、地面が丸坊主になり枯らせてしまったかと 青くなったものでした。

このお花 存在感はとくべつな感じがします。

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萬綬沙華

毒があるので 畔に穴を開ける小動物を避けることもあり 植えられたそうで。
飢饉の時には 根の毒を抜いて食したそうですね。
天明の飢饉の際に、この根を入手できた村は助かったという事実もあるそう。

*毒抜き方法があるようで 灰汁で煮たり、水に晒すなど、、、が あるようです。
 簡単には真似されないほうがよさそうです。




ニガテだった彼岸花、、、、、

もう、かなりたちますが 子育てをしながら 本の読みがたりをしていて 
彼岸花の印象が変わったお話があったことを思い出しました。

それは「花さき山」 というお話。 滝平二郎さんの切り絵が挿絵になっています。

「やさしいことをすると 花がさく」 ...  自分のことより 他のことを思って やさしいことをすると そこに花がさく。 
やまんば が あや という 少女に語ります。

やさしいことを すれば 花がさく。
いのちを かけて すれば 山が うまれる。
うそでは ない、ほんとうの ことだ・・・。






踏みつけられても 嵐に倒れても 水が出ても 翌年には また すっくと育つ。

自然現象に逆らえずに 命を落とす人があったころ。

科学や医療の技術にたよらず 生きていたひとたちは 

どこか 潔さも つよさも 自然の中にある 花に近かったのかな。



震災後、なつかしい トミオカ の町の写真を くださった友人がいました。
今は、その友人はもう少し南の 草野に住んでいます。 
町名ではなく 被災地ということばで呼ばれることが多くなってしまった町。

草ボウボウでした。


その生命力。  、、、、、 感じることは たくさんありました。


   今を 生きている 

そう、感じました。 わたしも、その友人も、草も。


   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
   曼珠沙華咲いて  ここが私の寝るところ    山頭火 




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・台風の真っ只中の 平野 伸次 さんによる記事です

今朝は2時半起きで、新しい仕事につかれる方の応援へ。
 土砂降りなので、急いで人数分のカッパを探し、コンビニで手袋・缶コーヒーを購入。

しかし、すべて電話がなく、ご自宅も一回行ったきり。某事務所の鍵もないので、住所が分からない。
真っ暗闇の中、遭難している時間はない。
久しぶりに、本気で、五感を全開にし、心を無にし、直感ドライブだ。

たしか、雰囲気的に、この辺り…。
と小さな灯りが見えた!
 近づいて確認。なんと、たまたまロウソクを手に、倉庫にカッパを探しに行っていたとのこと。
雨音と興奮で、一晩中、寝れなかったそうだ。
4:30の出発まで、あと1時間弱ある。コーヒー、手袋、カッパを渡し、
2年振りに人が入ったというおうちで、ロウソクの光を囲んで、青森のリンゴの木村さんのお話しをする。はは。

そして、出発。次に行く先の方も、やはり、カッパがない。手袋と缶コーヒー、ついでに、自分が履いていた長靴をプレゼントする。
タオルと変えの上着は、必需品だ。用意してもらう。

なんだかんだで、無事、現場に到着。畑が水浸しだ。排水口を、鍬で開ける手伝いをする。
 一息つき、人のご紹介。よろしくお願いします、と田んぼの水見に向かう。
 上手くいきますように。仕事が続きますように。
そして、この機会を与えて下さった、すべてに、感謝の念が込み上げてくる。
 先の喜びが、観える。
 一人ひとりが、ロウソクそのものだ。


福島の子どもたち、朝食後のウォーミングアップに、草取りから

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流しそうめん


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築山 上の 畑、、、、 


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