大学生3年になった、うちの息子。

「めし、つくるわ」
「なにがある?」

至近に取り出せる、ネギ、鶏肉を勧める。

ネットサイトをみながら
しばらく、、、モニョモニョ、、

「小麦粉ある?」
「ごま油どこ?」

ネギを先に焼き付けてとりだし、

鶏肉に下味つけて小麦粉をまぶして
焼く、、


「、、、おまえ回数こなしてないのによく作れるもんだね、、、」と、わたし。

「19年間美味いもの
食わせてもらったからね。」

ア然としているわたしを横に、

自分の分だけちゃちゃっと
作ってしまった。

.......

時間が限られた中、
息子たちに作り続けたご飯。

たいして、きちんと作ってないあり合わせでしたが
愛情はこめていました。

わたしは 食育という言葉が 流行る前に
食育的なセミナー講師をさせていただいていました。


「お母さんが食育のセンセなら、息子さんたち料理できるんでしょ?」

当時こんな質問はありました。

わたしの応えは、
「いーえ^_^」

食育には いろいろな解釈があってよいと思うのです。
愛情のこもったご飯を 家族や友人と共にいただくことを大切にする、ことが
わたしは 食を育てることだと考えています。

食材への愛情が育つ。

畑に脚を運んで農家さんの姿を観たこと、
我が息子たちには 大きな経験でした。

総てが巡り合わせ。
感謝



焼鳥丼