大根菜
武蔵野東学園のみなさん
蚕起きて桑を食う
旧暦の四月。
「蚕起きて桑を食う」
木の葉とり月、ということで蚕が桑の葉をいっぱいたべて育つ頃です。
気温が急に上昇してしまいましたね。
わたしは
東海道57次(53次に追加された京街道を含む)の大阪~草津(滋賀)までの区間を2日間で38km+43kmを脚で走ってきました。
電車や車から観て感じ取るものとは異なる感覚を得ました。古のひとはそうして脚で移動してきたのだと。するとほんの草陰や傍らの田んぼを渡る風がほんとうにありがたく心地よく感じるものです。
参加の方の中には熱中症気味でご自身の判断で状況を克服されたり、リタイアされたりと、命を護る判断をご自身で行えるのは本来の旅人の覚悟だなあと思いました。
わたしも寝不足からの初の脚つりに少しの時間とまどいましたが、日常からミネラルを野菜から摂取しているということが カラダの代謝に関わることを実感できる思いがしました。
みなさまも、塩分や水分の摂取ももちろんですが 発汗の調整ができるボディを整え、これからの暑さ対策に~♪
仲間からのお惣菜
Oh☆小松菜
小松菜の発祥は 有名ですね。
東京 江戸川にある地名 小松川付近から。
で、
今回の小松菜は デカイ。
だから 大小松菜(^o^)/
まず、届いたら
葉と茎に分け
根を縦に十文字に裂いて
たっぷりのお水にさらして
しばらくつけて
土を解いて 洗います。
でも、お薬を使っていない 土なので
あまり神経質にならないで。
そうしたら、まず
茎から鍋底に近い方に入れ
湯がきます。
葉は 上のほう。
湯がいたら お水にさらし、
粗熱をとり、丈夫なジッパー袋に入れて
天然塩を軽〜く入れて
冷蔵庫に保存します。
取り出して
食べやすい大きさにカットして
ドレッシングをかけたり、
ポン酢を、かけていただきます。
また、その湯がき、保存していたものを
使い、画像のように
厚揚げとあんかけにしてみました。
鍋にだし汁と お砂糖、塩、醤油、みりん、
千切り生姜で
お味を、整え、
そこに食べやすい大きさにカットした小松菜と 厚揚げを温かに煮立てます。
水溶き片栗粉で とろみをつけて
熱々を召し上がれ。
立夏
蚯蚓(みみず)出ずる。・・・・・・
立夏・・・ 5月5日のころ。ながいおやすみと、母の日、と さわやかな空気が心地よいこの頃。
と、
急な夏の気温を思わせる日もあり、熱中症対策の梅干をいただいたり、となかなかあわてておりました。
わたしの住まう東京近郊の田んぼの脇の水路でも蛙の声が聞こえはじめました。
わくわくぞわぞわしちゃいます。
先週のこと ご近所の山林の中を歩いていたら 足元に野生の「山椒」が出ていました。すこしだけ摘んで帰りました。
身のまわりのちいさな自然に目を向けると、気持ちが豊かになります。
そして、実は ご自身のカラダはもっとも身近な「自然」です。
どうか カラダの声を聴いて お健やかにお過ごしくださいますよう、、、、。
畑の案内人より
ライター:はばの のりこ
環境共育ファシリテーター/子育てアドバイザー/ 野菜ソムリエ/
コアランニングスクール(東京・多摩)ランニングコーチ[現役市民ランナー/
24時間走ウルトラマラソン173km走破~10kmレース
緑の中、、、 駆け抜けてく
再開させて 書かせていただいています。
なんてしあわせなことなんでしょう。、、、
御縁に感謝いたします。
はばの のりこ
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一気にすすむ季節。
新緑が目に眩しくあたりにはツツジが満開。
街角のモッコウバラの軒先がひかりを集めていて。
さわやかな皐月に入ってまいりますね。
車で移動しているとなかなか目に入らないちいさな植物たちも歩きでいると実に多様なことに気づかされます。
春は芽吹の季節。
芽吹くときの植物の生命エナジーにはすさまじいものがございます。
その成長ホルモンの活発さを私たちも食からわけていただくことができるのです。
春は芽をいただき、
夏は菜をいただき、
秋は実をいただき
冬は根をいただく
季ごとのカラダへの智慧がいにしえからあったのです。
日本の風土にあった食生活はわたしたちに命をわけてくださいます。
自然なことでしたが「旬」でないものがお店にならぶようになり、わたしたちの感覚も自ずとにぶくなってしまったかもしれません。
春は解毒の季節と申します。
身体の知恵と上手に向き合い体調を整える。
この季節のチャンスかもしれません。
畑の案内人より